実家の妹に慰めてもらう話
鴨脚 銀は実家に帰省した。それが彼の趣味だからだ。
週末になるとスマホのカレンダーアプリを開き、あることを確認すると迷いなく帰省する。
実家にいるのは六つ歳の離れた妹。
妹とは言っても豊満な肉体と雌の香り放っていて血縁関係など意味を為さない。
兄とは男であることを間接的に形容し根底にある要素は雄であり、妹はその逆でどうあがいても雌なのだ。
そして、一部の植物ですら忌避する行為を彼は行えてしまう。
彼が周期を確認してそれを行うのは生物としての忌避なのだろうか…それとも、
本文:50ページ
作者:こけしだ らぴ子